ここ数か月の間、週2ぐらいのペースで走っています。
単純に健康維持のためなのですが、多摩川沿いを走っていると意外と気持ちよく、無心になれることに気付き、習慣として根付いてきました。客観的に見てひとりで走ることのどこが楽しいのだろうかと思うのですが、今では苦しさより楽しさの方が勝っているように思います。
前は単純に橋と橋の間を往復するだけで、5キロぐらいだったのですが、最近徐々に距離が伸びてきて、7~10キロ走るのが普通になってきました。
常々思うのですが、英語学習も習慣化が大事です。英語は詰め込みで話せるようになるものではなく、ある程度の時間をかけて着実に勉強していくことが大切です。ですので、家での学習習慣は非常に大事だと思います。
この習慣化というのもいきなり一日3時間やろう!と継続が難しいペースを設定するのではなく、少しずつ生活の中に入れていくことが重要だと思います。おそらく僕もジョギングを始めていきなり10キロ走ろうとしていたら、苦しくて習慣化する前にやめてしまっていたでしょう。まずは苦しくない距離から始めて、徐々に距離を伸ばしていったのでうまくいったように思います。
大学の心理学のテキストで勉強したのですが、Foot-in-the-door techniqueというテクニックがあります。相手に何かやってもらいたいときに、最初に小さいお願いから始めて、徐々に大きくしていくと相手は受け入れてしまうというもの。これは、セールスマンを思い浮かべてもらうといいのですが、商品を買ってもらうのが目的でもいきなり「買ってください」ではなく、まずは「ちょっとドアを開けてもらえますか?」から始めて「1分でいいんで時間貰えますか?」と少しずつ要求を大きくしていくというテクニックです。
習慣化も小さいことからやって少しずつハードルを上げていくというのは、理にかなっているのかもしれませんね。
今年こそ英語力を伸ばしたいと思っている方は、スキマ時間の活用等、小さい習慣化からはじめてみてはいかがでしょうか?