go toトラベルキャンペーンという不思議な名前のプロジェクトが話題になっています。
またまた変な言葉を生み出したものです。これでgo to travelと間違った変な英語を覚えてしまう人が増えてしまうのでしょう。
他の国から言葉を拝借するのはいいと思うのですが、間違った使い方や読み方で入ってくるとそれが広まってしまい、学習者には邪魔になってしまいます。
セレブとかいう言葉もありますが勝手に金持ちの意味になってしまっていて、英語のcelebrityからだいぶ乖離してしまっています。celebrityは有名人という意味です。セレブな生活というのは意味がわかりませんね。もちろん日本語として別の言葉になっているのはそれはそれでいいのですが、英語学習者はそのカタカナが英語でも使えるのかそうでないのか覚える際に混乱してしまいます。
教える側としては逆にカタカナになっている単語がそのまま英語で使えるものは、覚えてもらいやすいので助かります。
例えばrelieveという動詞がありますが、安心させる、救済するというような意味があります。野球用語で救援投手のことをリリーバーとかリリーフピッチャーと言ったりしますが、ピンチを助けてくれるのがリリーバーだと説明すると覚えやすい人が多いようです。もちろんこの例は相手の方が野球好きの場合ですが。
単語を覚えるのは大変ですが、こういった正しいカタカナ英語はどんどん活用していきたいところです。