ニュースも毎日コロナコロナで、疲れてきますね。
ドラッグストアのマスクに行列しているのが50代60代以上が多いという調査の結果が出ていましたが、そんなニュースを見て、改めて時代の移り変わりを感じます。
若い一人暮らしの生徒の方と話しているとテレビが家にないという人もけっこういます。僕は家にいると何となくテレビをつけるタイプですが、若い人にとってはニュースなどの情報源はすべてインターネットで済むということなのでしょう。確かにインターネットの方が詳しい情報も調べられますし、ほしい情報がピンポイントで手に入ります。例えば冒頭のマスクの話でもマスクは自分が感染している場合に、他の人を感染させるのを防ぐのが第一の目的であり、マスクをしていたら感染しないという話ではないわけです。つまり、外出して感染するリスクを増やしてまで並ぶ価値は本来はないはずです。
ただ、テレビというのはとにかく煽るのが好きで、大げさにネガティブな面だけを報道する傾向にあります。その結果、マスクをしてないと危ない!と勘違いをして、ドラッグストアに並んでしまうのでしょう。
インターネットで情報を得る若者の場合には、例えば手製のマスクの作り方をインターネットで検索して作ったり、マスクの効果を詳細にインターネットで検索、検証できるのでテレビの大げさな情報に流されないのかもしれません。
インターネットには情報が溢れています。その中でも英語の情報が圧倒的に多いので、英語を理解できる人はそれだけで情報量に大きな差が出てきます。日本語のサイトで得た情報が怪しいと思ったら、海外ではどのように言われているのか英語のサイトを確認して検証することもできます。
もちろん、情報を取捨選択して、真偽を検証できる力は必要ですが、情報は多ければ多いほど、力になります。テレビだけを見ている人とインターネットで英語を駆使して情報を集める人とでは大きな差が出てくる世の中になってきていますね。